アカデミー賞を受賞した衝撃の「セッション」で文法を学ぶ

第87回アカデミー賞「助演男優賞」を受賞したJ・K・シモンズが狂気の鬼教師を熱演した『セッション』。原題はWhiplashです。

whiplashは辞書で調べると「むち打ち」と出てきますね。頸椎捻挫の事ですね。ドラムを激しく叩き続けるとむち打ちになるそうです。ドラマーの職業病でしょうか。

この映画は凄まじいストーリーなんです。私もテレビでアカデミー賞を受賞したことを知りました。あまりにも激しく且つ重い内容のようなので、公開されたら体調を整えてから、臨みたいと思っています。

鬼教師フレッチャーが大学に入学したニーマンを自分のバンドにスカウトし、天才を生み出す為に狂気のレッスンを繰り広げていくんです。

ブレットオースティンはもう見たそうです。早っ!!「すっごいDeep!!」と叫んでおりました。映画の紹介欄に「Teacherにお薦めの映画」だと書かれていたので、何の前知識も無く見てしまったそうです。それで凄いショックを受けたと。

It was amazing but so dark and deep, crazy and shocking!!

と言っておりました。うんうん、分かるような気がする~

そして、そのクレイジーな鬼教師フレッチャーの印象的なセリフを解説してくれました。

There are no two words in the English language more harmful than good job.

直訳すると「よくやったという言葉以上に有害な2語は英語には無い。」となりますね。単純な比較級ですが、Google 翻訳を使うと変な日本語にされてしまいます。多分、no more than のイディオムにあてはめられて、「同等の~」とか「~でないのは・・・・でないのと同じ」の意味で訳されてしまうからだと思われます。

このセリフはフレッチャーの音楽教師としての哲学を言っているんですね。罵声を浴びせ、罠をしかけたりして、ニーマンをどんどん追い込んでいくのです。絶対に褒めないんです。

good jobという言葉は生徒の成長を妨げる。一度安易に褒めると、生徒は直ぐに満足して、次の階段を上がる為の努力をしなくなってしまう。目的を達成させる為にご褒美や称賛は邪魔なものであるという哲学ですね。

一流のドラマーを生み出す為だったら、もちろんこれほどの狂気が必要かも知れません。しかし日本の普通の学校にこんなクレイジーな教師がいたら、大問題です。It’s an extreme example.

日常においてはgood jobはよい潤滑油であると、私は思います。でも使い過ぎや、使う相手を見極めないと、フレッチャーの云う通り、期待した結果を実現させるこが出来ない事もあるでしょう。

This sentence is very strong and has deeper meanings.このシンプルな一文には強力なメッセージと深~い意味が込められているのです。マックスウェル英会話に通う生徒さん達は、単純に文法事項にあてはめて、日本語訳や、英作文をしていてはいけません。その文章が話されている状況、人物のキャラクター、場面設定を瞬時につかみ、感情やメッセージも読み取るように心がけましょう。

by Haruko

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