英語が話せるようにならない7つの理由 その②

もしあなたが何年も英会話学習を続けているのに、自分の望むように英語が話せるようにならないと思っているなら、このブログが助けとなるでしょう。

理由2-ビジネス英語は自分にはまだ難しいと勘違いしている!!

私は初めてのお問い合わせの方に、体験レッスンをご案内するときは、次のような質問もします。

「現在、お仕事で英語を使われていますか?」

答え:「いいえ」

「挨拶や簡単な自己紹介はできますか?

答え:「はい」

「はい」と答えたあなたは、すでにビジネス英語を話しています。

ビジネスの一番最初の大切な場面は≪挨拶と自己紹介≫です。

多くの人が「仕事で英語を使える程のレベルではないけど、簡単なことは英語で話せます」程度を日常会話レベルと考えているようです。

しかしそれは大きな誤解です。なぜなら日常会話というのは範囲が無限に広く、習得するのはビジネス英語よりも難しいからです。

私の尊敬する、NHKラジオ「実践ビジネス英語」の講師をされている杉田敏さんも、英語上級者にとってもスモールトーク「日常会話」の克服は課題であるとおっしゃっています。

ビジネス英語は、使う単語と場面が限定されています。ビジネスの分野が特殊であればあるほど、覚えるべき単語やフレーズの範囲は狭まります。

プレゼンするならプレゼン用の、会議に望むなら会議用の言い回しを覚えればいいんです。

プレゼンや会議で話す内容はふつうは事前にある程度はわかっているので、必要な単語や表現は丸暗記しておくこともできます。

もし時間が足りなくて暗記ができなかったら、「カンニングペーパー」を作っておけば心配ありません。

つまり、ビジネス英語は話すことが限られているので、そのための勉強も簡単なのです。

相手から質問されたとしても、プレゼンのテーマや会議の議題から大きく外れたことを聞かれる可能性は低いので、たいてい丸暗記した内容で対応できます。

いきなりわけのわからない質問をされも、あわてることはありません。「その件に関しては、詳細を確認後、別途お答えいたします。」って云えばいいんです。

ところが日常会話は、それこそ「日常すべて」が会話のテーマになります。家族や友人のこと、スポーツや趣味、食べ物や病気とどんな話題が飛び出すかわかりません。予測して準備することは不可能です。

私自身、どんなにハードな会議や交渉よりも、仕事の合間の講師とのスモールトークには毎回苦労しています。特にお酒の席でのスモールトークは周りの講師達について行かれないので孤独との戦いです。

私にとってのビジネス英語は、単なるビジネスのコミュニケーションの手段なので、自分の仕事に特化した範囲だけに集中して伸ばしていこうと決めています。

会議や交渉の本番さえ乗り切れば、その後のパーティーで無口になったとしても、仕事の成果に影響はありません。

「まずは日常会話から」という思い込みは、大きな落とし穴になります。日常会話をマスターしようと思ったら、様々なジャンルの単語を覚え、どんな話題にも即答できる高度なヒアリング力とスピーキング力が必要です。時間のない社会人にとって現実的な目標ではありません。英語学習が終わりのない旅になってしまいます。

前回の英会話上達アドバイス「英語が話せるようにならない7つの理由-その① 具体的な目標をたてていない!!」を再度読んで下さいね。

達成できる身近な目標に、学ぶべき範囲が限定されている自分のビジネスに関する英語を取り入れて下さい。

覚えたビジネス英語はあなたの力になります。少しの努力を続けることで自分に自信がつき、周りの同僚はあなたの変化に気づき驚くことでしょう!!

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