3歳から始めるフォニックス Hat – Cat 秦野校幼児クラス
土曜日の午前中の秦野校は大変にぎやかであります。
朝10時から幼児クラスがスタートしますが、2クラスありまして、それぞれのクラスに6~7人位のキッズが参加しています。
11時からは小学生クラスがやはり2クラスあります。同じようにどちらのクラスにもほぼ満員の人数が参加しています。
12時半からは高学年クラスで6人の生徒さんが英会話を学んでいます。
秦野は共働きの家庭が多いようで、土曜のクラスが直ぐにいっぱいになります。
10時の幼児クラスはメーガンとブレットが担当しています。年齢や習得のレベルでクラス編成をしています。
写真のブレットのクラスでは、フォニックスの基礎となるアルファベットの識別とフォニックスの学習をしていました。
アルファベットを覚えて、自分で言えるようになるには、繰り返し繰り返し練習するしかありません。カードやポスター、映像を見ながら聞くこと、講師と一緒に発話することがとても大事です。
幼児はアルファベットを文字としてはとらえません。形として脳にインプットされるので、何度も何度もアルファベットを見て、聞いて、言うことがとても効果があります。幼児は書く動作がまだまだ安定していないので、書いて覚えさせたり、正しく書くことにはこだわる必要はありません。
それよりも、ひとつひとつのアルファベットとその正しい音がマッチするように、カードやビデオなど、楽しくて繰り返し行える教材を選んだ方が効果があります。
メーガンのクラスは3歳、4歳の子供がそろっています。毎回のレッスンでアルファベットを識別して正確な音を学習しています。さらに、ワークブックをつかって、フォニックスの基礎になる、Three Letter Words(スリーレターワード、3文字からなる短い単語)を音から覚えていきます。
例えば・・・
Hat
「H」のフォニックスサウンドは寒い時に「ハ~」と手に暖かい息を吹きかけるときに出る音です。無声音です(喉を触った時に振動が無い)
「A」は「あ」と「え」の間でとても強く発音します。口を「えー」と叫んだ時の形にして「あー」と言います。
「T」は、かなで書くと「トゥッ」みたいな音ですが、これも無声音です。
Cat
「C」は笑いをこらえた時漏れる「クックックッ」の音に似ている無声音です。
「A」「T」は上と同じです。
どうですか?アルファベットのフォニックスの音は日本人が中学や高校で覚えたアルファベットの音からはかけ離れたものなのです。その音は、理論や説明では習得できず、正しい音を繰り返し聞く事が、最良の学習方法です。
そして年齢が低ければ低いほど、耳と口の筋肉が柔軟なので、より正確に体に刷り込むことができるのです。幼児期はまだアルファべを日本語のローマ字として学習していないので、正確なフォニックスの音に抵抗が無く、素敵に完璧な音を再現できます。幼児クラスの子供の発音を聞いていると、満足感に浸れます。
日本語も満足に話せないのに、英語なんてまだ早い・・・
っておっしゃる方がよくいますが、日本語が定着してないから、英語の音を覚えやすくて良いのにね!!
by Haruko
Hatのイラストの著作者: zcool.com.cn